こんにちは長山です。
シャンプーの販売を基本していない美容室の「シャンプー剤について」の考えを紹介します。
シャンプー解析サイトなどを読んでみると
- 洗浄力が強いと評価が低い
- 低刺激なら洗浄力不足でも評価が高い
- 補助程度しか入っていない場合でも育毛エキスなど、加水分解ケラチンなど、ヘマチン、油 がはいっていると評価が高い
- ラウレス硫酸Naが毒扱い
なんですが、
私はシャンプーはどれを使っても洗浄力、肌への刺激は 洗い方 で調節出来ると思います。
シャンプーは洗浄。
育毛は育毛剤!(ただ私は食事と睡眠が大切だと思っています。)
髪の補修は、トリートメントかアウトバス剤でやればいいと思います。
シャンプーはあくまでも洗浄。
あと「ラウレス硫酸Na」なんですが
恥ずかしながら、当店のシャンプーの主洗浄成分の「ラウレス-4酢酸 Na」と混同していた(見間違えた)ことがあって
その時、20年以上付き合いがある「ラウレス-4酢酸 Na」を擁護したという気持ちから、関係のない「ラウレス硫酸Na」を調べたことがあります。
それでわかったことは、「ラウレス硫酸Na」は安全。
そんな考えにいたった根拠を紹介します。
目次
シャンプー剤の効果ってどれ使っても一緒
シャンプー剤の効果を同じにする方法
本来、シャンプーの仕事は洗浄です。洗浄が目的です。保護、補修はトリートメントやアウトバス剤でしっかりやればよいと思います。
では「シャンプー剤の効果ってどれ使っても一緒」の根拠は
洗浄力が強いなら 量を減らす
使う量を 減らせば いいと思います。
当然、洗う回数は一回(ワンシャン)
2プッシュ(約 6ml)が多いなら
1プッシュ (約3ml)でおそらく2分1の洗浄力、刺激になり
1プッシュ が多いなら
半プッシュ(約1.5ml)で2プッシュの4分の1の洗浄力、刺激になるはずです。
メリットがあります
まれに高価な物もありますが、洗浄力の強い物は安価な物が多いのでそれを少ない使用量ですむのでかなり経済的です。
洗浄力が弱いなら 回数を増やす
洗う回数を増やせばいいと思います。
ワンシャン(1回)、ツーシャン(2回)、スリーシャン(3回)
デメリットがあります
洗浄力の弱い肌にやさしい物は高価な物が多いです。なので回数が多くなると使用量の増加、時間、水道、高熱費もかかるのでかなり不経済です….。
補足/カラー後、パーマ後は、弱酸性シャンプーで洗ってほしいです。
美容師としてはカラー後、パーマ後は、弱酸性シャンプーで洗ってほしいです。パーマ、カラーはアルカリ性の薬剤を使用するケースががほとんどです。そのため施術後すぐは、髪の毛がアルカリ性に傾いています。当店では弱酸性に戻す施術もしていますが、だからといって自宅で毎日アルカリ性のシャンプー(石けんなど)で洗浄すると、パーマがゆるくなったり、カラーの色持ちがわるくなったり、想定以上のダメージにつながりますのでご自宅のシャンプーは弱酸性のものを、特にパーマカラーをされた方は使ってほしいです。
まるで毒扱い ラウレル硫酸Naを擁護してみた
ラウレス硫酸Naは、おそらく誰でも一度は使った!今も使っている!界面活性剤です。
私の使っているボディーソープにも配合されています。
しかし、ラウレス硫酸Naはシャンプー解析サイトで非常に評価が低い成分です。
その評価が低いのラウレス硫酸Naをネットで調べてました。
化学系の方のブログでは、ラウレス硫酸Naを擁護しているブログが多かったです。
しかし、アフィリエイト目的のシャンプーのブログ、もしくはアミノ系シャンプーの販売をしている方のブログでは毒扱いが多い印象でした。
ラウレス硫酸Naの安全性
ラウレス硫酸Na = ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩だそうです。
日本石鹸洗剤工業会でウサギに塗布する実験などをしたようです。PDF
ウサギを用いた皮膚刺激性試験
通常は、塗布後、洗い流して使用する、ラウレス硫酸Naを、塗布後、洗い流さないという厳しい実験をしたそうです。
その結果は
濃度70%以上 | 濃度10%〜30% | 濃度1%以下 |
中等度から高度の刺激 | 軽度から中等度の刺激 | 無刺激 |
だったそうです。
通常ラウレス硫酸Naが洗浄成分シャンプーの中には
およそ原液で10%〜15%ほどラウレス硫酸Naがはいってるそうです。
10%~15%なら原液でも軽度の刺激になりますね。
ここからは私の想像で、妄想です。
通常シャンプーは水が50%〜60%、界面活性剤が30%〜40%、その他が10%〜20%だそうです。
それで、例えばの話!!
シャンプー原液の界面活性剤の量が全体の40%として、あとは、水が50%残り10%
その内、使用量一位の界面活性剤が16% 二位14% 三位7% 四位3%
二位がラウレス硫酸Naとして(下記、スーパーマイルドをイメージしました。)
ワンプッシュ、約3ml中、14%のラウレス硫酸Naが0.42mlで
それを、39mlの水で薄めたら 42ml分の0.42mlで濃度1%
よって
髪、頭皮が
39ml以上濡れていたら1プッシュ
68mlなら2プッシュ 使っても無刺激になるんじゃないか!?
もしくは低刺激じゃないかと私は思います。
濡れてる髪の外側だけの水分だけでもショートで39mlやロングで68ml以上は可能な数字だと思います。
なので、髪や頭皮が濡れて100ml位水含んでると想定たら
3プッシュでも、無刺激〜低刺激です。
ラウレス硫酸Naは子供から大人まで多くの方が使用した実績多い成分、歴史があります。
使う量と水洗をしかっりしたら、現在、問題ないなら
問題ない!と思います。
皮脂をとりすぎても健康なら12時間でもとにもどるそうですし
どんな低刺激な物でも「異常が出たら使用をやめてください」と書いてあるので。
以上、ラウレス硫酸Naを擁護してみた。でした。
当店が使ってるシャンプー と 気になるシャンプーの
解析をしてみた
気になるシャンプー3本といつも使ってるシャンプーについて
解析のまねごとをやってみました。成分の表も作ったので、お使いのシャンプーでやってみると面白いと思います。
成分だけなら同じようなシャンプーなのに10倍も値段か違ったり、成分のわりに広告が大げさだったりして面白いですよ。
気になるシャンプー 3本
スーパーマイルド
20数年前、美容師になってからもしばらく使っていました!中村も使っていたシャンプー!キョンキョンがCMしていましたね。私はいい物だと思います。
弱酸性 600ml 600円 /400ml 300円(長山調べ)
水、ココイルメチルタウリンNa(タウリン系)、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン(両性界面活性剤)、ラウリン酸PEG-2(ノニオン性界面活性剤)、ジステアリン酸グ リコール(パール光沢)、塩化Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(カチオン性ポリマー)、ポリクオタニウム-10(カチオン性ポリマー)、カミツレ花エキス、ローズマリーエキス、DPG、ソルビ トール(保湿剤)、クエン酸、EDTA-2Na、BG、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
ボタニスト
話題のサロンクオリティー!お客様で使っている方が多い、突っ込みどころない、問題ないシャンプー。良さそう!買ってみようかな
弱酸性 490ml 1500円(長山調べ)
水、グリセリン(保湿成分)、コカミドプロピルベタイン(両性界面活性剤)、ココイルメチルタウリンNa(タウリン系)、ラウロイルメチルアラニンNa(アミノ酸系)、ラウラミドプロピルベタイン(両性界面活性剤)、ラウロイルサルコシンNa(アミノ酸系)、ラウレス-4カルボン酸Na(酸性石けん系)、ココイルグルタミン酸Na(アミノ酸系)、デシルグルコシド(ノニオン性界面活性剤)、グリチルリチン酸2K(消炎効果)、サトウキビエキス、セラミド2、PEG-30フィトステロール、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、コカミドMEA(ノニオン性界面活性剤)、リンゴ酸、ポリクオタニウム-10(カチオン性ポリマー)、エタノール、BG、DPG、セテアレス-60ミリスチルグリコール、PPG-4セテス-20、EDTA-2Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料
美容院専売品、かなり有名で高価な外国製シャンプー K〜〜ゼ
ラウレル硫酸Na、シリコン、パラベン 嫌われ成分のコンプリートにはびっくりしました。私はどれも悪い成分だとは思いませんが、売れてた商品だから目の敵にされたのかな?価格が高いというだけで安心感はありますけど…成分の効果を理解して使ったほうがいいですね。
たぶん弱酸性? 1000ml 9000円(長山調べ)
水、ラウレス硫酸Na、ココベタイン(両性界面活性剤)、ラウレス-5酢酸(酸性石けん系) 、 コカミドMIPA(ノニオン性界面活性剤)、トリメチルシリルアモジメチコン(シリコン)、塩化Na、ポリクオタニウム-10(カチオン性ポリマー)、PG-5セテス-20、サリチル酸Na、オキシベンゾン-4、オ レイン酸PEG-55PG、PG、安息香酸、メチルパラベン、水酸化Na、サリチル酸ベンジル、ブチルパラベン、エチルパラベン、リナロール、シトロネロール、ゲラニオール、イソブチルパラベン、プロピルパラベン、サラソウジュ種子脂、黄4、赤504、香料
当店が18年使っているシャンプー
ルベル ホホバ
当店では18年も!使用している。長山&中村は20年以上!自宅で使用している弱酸性シャンプー。
同じナチュラルソープのシーウィードは、美容院用の通販の情報によると全国売上げで1位でした!ホホバではないですが….
弱酸性 720ml 1900円(長山調べ)
水、ラウレス-4酢酸Na(酸性石けん系)、コカミドDEA(ノニオン性界面活性剤)、コカミドプロピルベタイン(両性界面活性剤)、ラウリルベタイン(両性界面活性剤)、PEG-7グリセリルココエート(ノニオン性界面活性剤)、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース(ノニオン性界面活性剤)、BG、ホホバ油、カミツレエキス、クチナシエキス、ポリクオタニウム-10(カチオン性ポリマー)、ポリクオタニウム-6(カチオン性ポリマー)、トリオクタノイン、香料、クエン酸、クエン酸Na、水酸化Na、エチドロン酸、メトキシケイヒ酸オクチル、安息香酸Na、サリチル酸、エタノール、黒色401号、橙色205号、紫色401号
上記のシャンプーに使われている
洗浄成分の界面活性剤 と その他成分の表
その前に シャンプーの洗浄の仕組み について
成分の説明だけだとイメージがわかないと思ったので
表の前に、シャンプー剤の「容器中のイメージ」と「洗浄の仕組み」を説明します。
シャンプー剤の容器中のイメージ
水 | 界面活性剤 | コンディショニング成分 /その他 |
50%〜60% | 30%〜40% | 10%〜20% |
今はほとんどがリンス in シャンプーです。
洗浄成分のアニオン界面活性剤とリンス(コンディショニング剤)のカチオン化ポリマーが混ざりあって入っている状態がシャンプー剤です。
時間差で働く!アニオン界面活性剤とカチオンポリマーの時間差効果
アニオン界面活性剤の仕事
水にすぐなじみ仕事を始める。親油性の部分が皮脂、汚れに吸着し水と一緒に流れる。
仕事が速いのがアニオン界面活性剤。
カチオン化ポリマーの仕事
アニオン界面活性剤が水に流されても
髪がマイナスに帯電しているのでプラスのカチオン化ポリマーは髪に残る。
何分何秒かはわかりませんが、遅れて時間差で効力を発揮するカチオン化ポリマー。
やり方によってはコンディショニング効果の調節はできます!
洗浄だけをしたいときは、カチオン化ポリマーが効力を発揮する前に流してしまう。早く流す。(1分位じゃないかな?)
コンディショニング効果を高めたいときは程よくゆっくり流す。(5分以内だと私は思います。)
*ただし、ゆっくりすぎるとコンディショニング剤の層が厚くなりごわつく?らしいです。経験がないのでわかりませんが、やり過ぎ注意でしょう。私がお客様を洗うときは長くても3、4分程度です。自分の頭は2分、3分です。
アニオン以外の界面活性剤
界面活性剤には イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤があり、イオン界面活性剤の中にアニオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤がある。
上記の4本 スーパーマイルド(★ス) ボタニスト(★ボ)K○○〜ゼ(★K)ルベル/ホホバ(★ル)に配合されてる成分表
洗浄成分表
シャンプーの洗浄成分 | |||||
イオン性界面活性剤
|
アニオン界面活性剤 |
高級アルコール系 | ラウリル硫酸Na | 多くの皮膚刺激性が報告されており、濃度依存的に軽度から重度までの眼刺激性が起こるため、安全性の低い成分であると考えられており、現在はほとんど使用されていません。 しかし!長山が使用している歯磨き粉には入っています。酸性でもアルカリでも使用できる。 |
|
ラウレス硫酸Na ★ス ★K |
ラウリル硫酸Naを改良したもの。洗浄力が高く、泡立ちも良好。ラウリル硫酸Naよりは低刺激。ラウリル硫酸Naは刺激が強すぎるため、分子量を大きくして皮膚への浸透を抑え、皮膚刺激を緩和させたもの。しかし!解析サイトで評価が低い成分、刺激が強いので皮膚が炎症をおこす可能性があるとか、根拠はないのようですが、経皮毒になると言っている人もいる(噂)。phは酸性でもアルカリでも使用できるので中性?のようです?。(調査不足です。) | ||||
αーオレフィン系 | オレフィン(c14-16)スルホン酸Na | 洗浄力が高く、泡立ちも良好、ラウレス硫酸Naよりは低刺激。という考えもあれば、むしろラウレス硫酸Naよりも強いという考えもある。よって!解析サイトで評価が低い成分。 | |||
イオン性界面活性剤
|
アニオン界面活性剤 |
アミノ酸系 | グルタミン酸系 | ココイルグルタミン酸Na ★ボ ラウロイルグルタミン酸Na |
低刺激で肌にやさしい。ただし、洗浄力が低い。解析サイトなどで評価が高い成分。弱酸性 |
アラニン系 | ココイルメチルアラニンNa ラウロイルメチルアラニンNa ★ボ |
低刺激で肌にやさしい。ただし、洗浄力が低い。解析サイトなどで評価が高い成分。弱酸性 | |||
グリシン系 | ココイルグリシンNa ココイルサルコシンNa ラウロイルサルコシンNa ★ボ |
低刺激で肌にやさしい。ただし、洗浄力が低い。解析サイトなどで評価が高い成分。弱酸性 | |||
アニオン界面活性剤 |
タウリン系 | ココイルメチルタウリンNa ★ス★ボ ラウロイルメチルタウリンNa |
低刺激で肌にやさしい。ただし、洗浄力はアミノ酸系より高い。解析サイトなどで評価が高い成分。中性のようです?(調査不足です。) | ||
タンパク質由来系 | ココイル加水分解コラーゲンNa | 高価。ヤシ油脂肪酸とコラーゲンを加水分解したもので作られた陰イオン性界面活性剤です。泡立ちは良いがマイルドな脱脂力、保湿効果が高いのが特徴です。 | |||
イオン性界面活性剤
|
スルホコハク酸系 | スルホコハク酸ラウレス2Na |
泡の持続力に優れている。
他の活性剤と組み合わせると気泡力が増す。高級アルコールを原料としているが、
高級アルコール系よりも皮膚刺激性がやや弱くなっている
|
||
石けん系 | アルカリ石けん系 | オレイン酸Na カリ石けん素地 |
生分解性が高く、環境にやさしい。アルカリ性のため、肌に刺激がある。クエン酸等(酸リンス)で中和が必要。 | ||
酸性石けん系 | ラウレス-4酢酸Na ★ル ラウレス-4カルボン酸Na ★ボ ラウレス-5酢酸 ★K |
同じラウレスだが、ラウレス硫酸Naとは別物。低刺激の酸性石けん。アミノ酸系より刺激が強いが洗浄力はある。タウリン系と同等。長山(当店)の一押し界面活性剤!解析サイトなどで評価は低くもなく、高くもなく安定のベターな成分。 | |||
イオン性界面活性剤
|
両性界面活性剤 | へダイン系 | アミド型 | ラウラミドプロピルベタイン ★ボ★ル コカミドプロピルベタイン ★ス★ボ★ル |
アミノ酸系より低刺激で肌にやさしいよう。高い洗浄力。保湿効果もあります。 |
? |
ココベタイン ★K | ココベタインの成分は保湿に優れていて柔軟効果があり、シャンプーに配合すると毛髪にツヤとうるおいを与えてくれます。 | |||
イミタゾウリウム型 | ココアンホ酢酸Na | 低刺激で肌にやさしい。起泡力が高い成分です。硬水で使用したとしても泡立ちや洗浄力が良い界面活性成分です。ベイビーシャンプーなどの基剤として使用されている。 | |||
アミノ酸系 | ラウリミノジプロビオン酸Na | 低刺激で肌にやさしい。ただし、洗浄力が低い。 | |||
ノニオン(非イオン) 界面活性剤 *洗浄補助剤 |
ラウリン酸PEG-2 ★ス | 低刺激。刺激緩和補助剤。高分子、低刺激な乳化剤。 | |||
コカミドMEA ★ボ コカミドDEA ★ル コカミドMIPA ★K |
低刺激。刺激緩和補助剤。泡立ちが安定する。 | ||||
デシルグルコシド ★ボ | 低刺激。皮脂やシリコーンなどの汚れを落とす洗浄力はありながら、角質層の保湿成分は保持するという特徴をもっている。 | ||||
PEG-7グリセリルココエート ★ル | 低刺激。乳化剤。 | ||||
ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース ★ル | 低刺激。とうもろこし由来。粘度調整剤 |
コンディショニング成分表
コンディショニング成分 | ||
カチオン化ポリマー |
ポリクオタニウム-10 ★ス★ボ★ル★K ポリクオタニウム-6 ★ル グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド ★ス |
帯電防止剤。カチオン性なので(+)の電気を有しており、静電気(-)の発生を防ぐことで毛髪のクシ通りをよくする。透明でベトつかない皮膜を形成して毛髪などを保護するコンディショニング剤。薄い被膜を形成する保護効果は皮膚にも適しているため、クリーム、ローションおよび石鹸などにも配合されることがある。*量が少なければ問題がない。 |
シリコーン 誘導体 | トリメチルシリルアモジメチコン ★K | 一時嫌われていたが最近は名誉回復中のシリコン。皮膜で保護。ダメージ保護。安定、安全。体内に飲み込んだとしても全く反応せず害にならないようです。ただし適量が好ましい。問題点は、過度についているシリコーン皮膜を張った場合、パーマやカラー施術がやりにくくなる。シリコンと皮脂や油脂(植物オイル)が付着しやすいため、酸化しやすい皮脂や油脂が毛髪表面に残留し酸化して臭くなるので適量が好ましい。 |
その他成分表
ph調整剤 | クエン酸 ★ス★ル、クエン酸Na ★ル 水酸化 Na★ル★K、リンゴ酸★ボ |
クエン酸、リンゴ酸は酸性。クエン酸Na、水酸化Naはアルカリ性。 |
防 腐 剤 |
安息香酸塩 | 安息香酸Na ★ス★ル | 健常な皮膚においては皮膚刺激性や毒性はほとんどないと考えられているが、アレルギー性皮膚炎やダメージのある皮膚に塗布するとまれに接触性皮膚炎の症状としてじんま疹が発症したり、皮膚炎が悪化する可能性があるので注意してください。旧表示指定成分。 |
フェノキシエタノール★ス | 配合上限は1%であり、配合範囲内において、皮膚刺激性および眼刺激性はほとんどなく安全性に問題のない成分であると考えられるそうです。 | ||
パラベン | メチルパラベン★K プロピルパラベン★K ブチルパラベン★K |
体質によってアレルギーなどの皮膚トラブルを起こす恐れのある成分。旧表示指定成分。パラペンフリーなどの商品が出ている。嫌われてる防腐剤。*防腐剤は目くそ、鼻くそ、どれを使っても避難される宿命。 | |
チアゾリノン系 | メチルイソチアゾリノン★ボ メチルクロロイソチアゾリノン★ボ |
ヨーロッパでは付けっ放し製品には禁止で、洗浄系製品だけは0.0015%以下の配合のみ許可されたということです。体質によってアレルギーなどの皮膚トラブルを起こす恐れのある成分。メチルイソチアゾリノンとメチルクロロイソチアゾリノンがセット。 |
私のお気に入りの洗浄成分は酸性石けん系
20年以上使っているので酸性石けんがおすすめで、お気に入りです。
シャンプー剤の効果ってどれ使っても一緒だと思いますが、
洗浄力が真ん中レベルの酸性石けん系が、刺激や洗浄力の調節がしやすいと思います。
以上
洗い方を調節したら、ほぼ洗浄力と肌にやさしいは調節できるので、シャンプー剤の効果ってどれ使っても一緒!でした。
シャンプーを基本販売していない美容師の考えです。